「失敗してもいいからやってみて」が与える心理的影響 #67

こんにちは。

外資広告代理店マネージャーのSです。

 

今回は「失敗してもいいからやってみて」が与える心理的影響について書いていきます。

 

f:id:managernikki:20200214002024j:plain

 

僕が所属するスタートアップ企業では、短期間で組織規模が急拡大している状況です。成果を出した個人・チームがしっかりと評価され、彼らが責任ある任務をたくさん担っています。特に採用に関しては、現場主導の採用を重視しているため、スクラム採用やリファラル採用をもとに取り組み、会社のカルチャーにマッチする人そして、一緒に働きたい人を探しています。ただ、それら取り組みに関して、マネージャーやシニアマネージャーに成り立ての人でも取り組む必要があるため、経験がないことに対する不安がある状態から始まることが普通だったりします。実際に僕自身もそうでした。チームづくりを任せられてから、初めてのローカルスタッフを探すにあたって、どのような人を理想とするか、どのような質問をしようかなどわからないこと、考えるべきことが当時を思い返すとたくさんある状況でした。しかしながら、わずか1年間で今の組織規模(30名程)までチームを拡大できたのは、社長がくれた「失敗してもいいからやってみて」に尽きると個人的に思います。なので、この言葉が与える心理的影響に関して解説できればと思います。

 

やるか・やらないかこの違いが大きな差を作る

まず、そもそもなぜ社長は「失敗してもいいからやってみて」という言葉をかけたのか考えるところから、始められればと思います。仮設ベースでの話にはなりますが、少なからず社長自身、人は失敗も成功もいずれも含んだ経験を繰り返すことで、学習することができ、判断力を磨くことができることを分かっていると考えました。冒頭でも挙げた通り、スタートアップ企業の場合、制度や体制が完全に整っていないのは当たり前です。その中で、未経験のことでも重要なことであれば、適切な人がやらざる負えない状況であることは間違いないでしょう。そんな時に、やるか、やらないかが組織の命運を分けるのであれば、思い切ってやってもらうために、「失敗してもいいからやってみて」という言葉非常に機能するものだと実体験を通じて理解することができました。その言葉を受け取った段階で、失敗しても恐くない、むしろ未体験のことを始める初期フェーズだからこそ、たくさん失敗して学ぼう。そのようなスタンスがとても重要な点となります。

 

走りながら起動修正していくことも大事

また、やるか・やらないかに付随して、走りながら軌道修正していくことも大事となります。いくらやることにこだわっても、やるまでにあれこれ考えて時間がかかり過ぎであったり、やりっぱなしでただ量だけをこなしているだけでは、勿体無いとしか言いようがありません。何度も繰り返しになりますが、「失敗してもいいからやってみて」という言葉には初期フェーズに失敗をしながら、学習を繰り返して、業務精度を上げていってという意味も隠れていたりします。なので、まずやりながら、成功も失敗もいずれも学習材料として初期フェーズで学びながら、何が良いのか、悪いのか、判断力を磨くための軌道修正をしていくことが肝となるのです。たまに方法論をひたすら語り、実行までにいつまで経っても至らない人がいますが、そのような人は未経験の業務が発生した際に、都度同じやり方で臨む人が多いため、やりながら判断力を磨いていく人に圧倒的な差をつけられることが多々あります。つべこべ言わずに、やってみてみることを大事にしましょう。

 

このように、言葉一つで人の行動を後押しできることを考えると、どのように助言をするかは気をつけて行きたいところです。そして、特に未経験の人が何かに取り組む時、初期フェーズの失敗に関しては許容することを予め明示することも大事になるので、経験しながら学ぶことを推奨することも会社やチームとして問題なければ是非取り入れてみてください。